11月17日(日)三重県総合文化センター会館30周年記念事業
オペラ「カルメン」に合唱として出演させていただきました。
プロの歌手、オーケストラのみなさんと一緒に舞台に立たせていただくという貴重な経験をさせていただきました。
昨日の本番にいたるまでたくさんのお稽古を重ねました。
まず、オペラって何?フランス語ってどうやって発音するの?え!演技もするの?ジプシー?密輸団?
と多くの戸惑いがありました。
合唱指導をしていただいた佐波真奈己先生にオペラのイロハから丁寧に教えていただき、フランス語の発音、発声、舞台での立ち居振る舞い、オペラ「カルメン」の解説、当日のヘアメイク(!)まで何から何までご指導いただきました。
また、演出の鳴海康平先生からは芸術とは、目に見えないものを追い求める作業である。歌は歌ったその瞬間から消えていく。でも、その歌を聞いた人が、今回のカルメンを見たお客様が、もしかしたら「明日もがんばろう」と思ってくれるきっかけになるかもしれない、君たちの合唱が誰かの心を動かすかもしれない可能性がある、とお言葉をいただきました。
日ごろ関わっている学校の先生ではない、芸術の現場で活躍されている先生方からのお言葉に生徒の表情がぐっと引き締まるのが分かりました。
公演後はスタンディングオベーション、ブラボー!と1200人のお客様からあたたかい拍手をいただきました。
今回のこの経験が、またいつかどこかで部員のみなさんの自信となって活躍してもらえることを願います。
今回人生でなかなか経験することない、貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。