3月8日(金)、中高第一回生で東京丸の内の三菱地所設計で構造設計部長や木質建築ラボ長を務める建築家、吉原正さんによる講演会が、同窓会・学園後援の中高発足40周年記念企画として中学3年生に向けて、学園教育棟の「オーロラ」で開催されました。吉原さんは日テレタワー等を手掛け、近年は国内屈指の「木質木造化建築」を得意とする設計者として、現在計画中の渋谷マルイや東京海上日動火災本社ビルの設計に参画。ビルの木質化によるカーボンニュートラルの理論を説明しながら、SDGsに貢献し、未来ある子供たちのために大人としての責任を果たしたいとのお考えを伝えられました。また故郷への恩返しとして、四日市市再開発事業でスターアイランド跡地に建築予定の四日市市図書館を設計していることにも触れ、生徒たちにその完成イメージパースを披露しました。中高から早稲田大学に進学した吉原さん、ユーモアと母校愛、郷土愛に溢れる貴重なご講演をありがとうございました。