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暁高等学校
暁学園すべての活動の拠り所となる建学の精神であり、立ち返るべき教育理念です。人間教育に裏打ちされた特色ある教育により、子ども達の豊かな人格を育みます。
学園創立者/初代理事長 <1904~1975>
宗村 佐信 (むねむら すけのぶ)
暁学園は、1946年(昭和21年)に全国有数の繊維関連企業だった平田紡績株式会社、平田漁網製造株式会社の社長、宗村佐信氏によって創立されました。宗村社長の下、同社は戦後、日本で初めて合成繊維ナイロン製漁網の製品化に成功し、漁網シェアは全国トップを占め、アフリカ等の海外にも事業進出しました。丈夫な漁網の普及は日本の漁獲高向上と食糧事情改善に大きく寄与しました。 高校時代から慶應義塾を創設した福澤諭吉を尊敬し、私学教育に強い関心があった宗村社長は、若者、特に女性の教育を高めることにより豊かで平和な社会を実現すべきと考え、暁学園を創設し、初代理事長に就任しました。私財を投じて四日市市天カ須賀の自社敷地内で校舎を用意すると、そこで県下初の私立女子専門学校となる「暁女子専門学校」を開校しました。 学園のみならず、日本の私学界、教育界、産業界、芸術文化界、スポーツ界の振興に、その半生と私財を奉じた初代理事長が他界してすでに40年以上が経ちますが、その功績はあらゆる形で今も私たちの身近に生き続けています。
暁学園は、昭和21年に暁女子専門学校と暁幼稚園の開学をもって出発してから令和3年(2021年)で、創立75周年の節目を迎えます。この間、暁小学校、暁中学校、暁高等学校、暁学園短期大学、暁中学高等学校、四日市大学、四日市看護医療大学、同大学院が設立されました。幼稚園から大学院まで設置する、三重県唯一の総合学園である暁学園のブランド力は、伝統と歴史と共に、地域にしっかり根付いてきました。 本校のほとんどの生徒は、国公立大学・難関私立大学をはじめ、四年制大学等への進学を志望しています。そのため本学では、Ⅰ類、Ⅱ類(進学)、Ⅱ類(英進)などのコース制をしき、それぞれの生徒の進路希望の実現に向けて学習指導及び進路指導を行っています。また、5年前よりコース改革を行い、入学後の生徒たちの主体的な向上心を育もうと取り組んできました。
暁学園の綱領「人間たれ」 ~人を愛し、学問を愛し、美を愛する豊かな人間の育成~ は、本校の基本理念です。 <人を愛し> 国・文化を超えて多様な人々と協働して課題を解決し、共に生き抜く資質・能力を有した人を育てます。 <学問を愛し> 主体性を持って自ら学び、自ら考え、判断し、多様な人々と互いに研鑽しながら、課題解決のために探究をつづけ、これからの社会で活躍するために必要な力を有する人を育てます。 <美を愛する> 自然を愛し、文化・芸術・スポーツ活動を通じて心豊かな人間性を育み、豊かな感性に立脚した「志」を持ち、高い目標を掲げて意欲的に挑戦いる人を育てます。 時代は平成から令和へと移りましたが、学園創立100周年(2046年)に向けた今後四半世紀、我が国はさまざまな課題に直面することが予想されています。生徒一人ひとりが、高い志を持ち、さまざまな課題に対して、自ら考え挑戦し、未来を切り拓く力の育成が本校の急務であると考えています。 ICTへの対応、狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指すソサエティ5.0(Society 5.0)に向けた教育、STEAM教育 “Science, Technology, Engineering, Art and Mathematics” すなわち、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の教育分野への取組みなど、新時代に対応した学力とその教育体制の構築が求められています。 従来の旧文系型の〈記憶とその再生〉や、旧理系型の〈解法のテクニックの演習の繰り返しと習得〉という、いわゆる単純な文系・理系の概念を超越した学力の構築が求められています。 「情報Ⅰ」「地理総合」など新学習指導要領に応じたカリキュラム開発、そして大学入学共通テストへの対応など、新時代に対応した学力とその教育体制の構築を、本校は進めてまいります。
暁高等学校 校長
〒512-8538 三重県四日市市萱生町238
TEL.